加納の合同葬を盛大に行うためのBlog

2017年05月24日

合同葬の概要と葬儀委員長の役割

合同葬とは、亡くなられた方が企業や団体などで役職を持っているなどの場合に、企業や団体が遺族とともに合同で葬儀を行うことを言います。企業の代表取締役や会長など、重要な地位に就いていた人が亡くなった場合、個人としての立場だけではなく、その地位としての立場もあります。

このため、企業の関係者がたくさん弔問に訪れることになりますので、遺族だけでは対応することができません。このため、遺族と企業が話し合い、企業と遺族が合同で葬儀を執り行うことになります。社葬の場合は、企業だけで葬儀を行う葬儀のことを言いますが、企業の重役が亡くなって社葬を行った場合、遺族側は社葬とは別に故人のための葬儀を執り行うことになります。

これでは二度手間となりますし、費用もかかってしまいます。そこで、企業と遺族側が話し合って、合同で行う葬儀にすれば葬儀2回執り行う必要もありませんし、負担も軽減されます。費用に関しては、話合いで負担額が決りますが、火葬にかかる費用や戒名の費用などプライベートな部分の費用は遺族側が、会場や葬儀全般にかかる費用を企業側が負担することが一般的です。

なお、葬儀全体を取り仕切る役目の葬儀委員長は、次期社長が就任することが通例です。葬儀委員長を務める人が、次期社長であることを対外的にも周知することになりますので、企業の新しい体制を発表する機会にもなります。

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